下野紘バースデーライヴイベント2017~Running High~ 大阪公演レポその④

日曜日までにバーライレポ終わらないな・・・。


5.  映像
リハの映像とジャケット撮影の映像だった気がします。
ジャケット撮影は屋外と屋内とあって、屋外は晴れていたけど気温がマイナス2度だったかな?とても寒そうでした。
電波兵団のラジオでも言ってたけど、給水塔についている階段みたいなところに登っての撮影。そんなに高さがあるわけでは無さそうでしたが、怖かったんだね。足がつかない場所や、観覧車みたいに足場が不安定な場所が苦手らしい。下野さん頑張った。
スタイリストさんと接触すると静電気が凄いらしく、「んもぉ、今日の杉さんキライっ。」ってめっちゃ可愛い声で言ってました。女の子か。
寒くてスタッフ(男性)さん3人くらいに抱きしめられる下野さん。羨ましすぎた。
屋内の撮影では、ソファに座ってる下野さん。そのうちにウトウトして寝落ちしちゃう。寝顔が・・・カワ(・∀・)イイ!!
天使の寝顔が見れて嬉しかったけど、本当は多忙でめちゃくちゃ疲れてるんじゃないかと心配になりました。



6.  朗読劇
問題の朗読劇ですが、完全に私の作文となっておりますので、あくまでもニュアンスのみをお伝えできればと思っております。
それでも良い方のみどうぞ。


(現在)
開演の5時間前。1人ステージに立ち、想像する。これから起こることを。
本番前、幾度となく繰り返してきたルーティン。役者は別の人格として物語を生きるのだ。
おそらく今日は忘れることのできない1日となるだろう。


『不幸せなのは我々だけではないようだ。この世界という広大な劇場は、我々が演じている場面よりもっと悲惨な見世物を見せてくれるだろう。』(※注1)

懐かしいなー。この劇場。この照明、そしてこのにおい。やっとここまで辿り着いた!

『運命とは最もふさわしい場所へと君の魂を運ぶのだ。』(※注2)


(過去回想)
今から15年前。俺はこの街に住んでいた。この寂れた田舎街も、例外ではなくシャッター街が軒を連ねていた。
映画館で上映されている映画は半年遅れ。
レーンが曲がっているから勝手にカーブがかかるボーリング場。しかもスコアボードは壊れているから点数は自己申告。
昭和歌謡ばかりが充実しているカラオケ。最新の曲といえばいまだにだんご三兄弟なんだぜ。笑っちゃうよな。
なんか悪い所ばかり話しちゃったけど、良い所もあるんだよ(焦)。
えーっと・・・・、田舎だから人があんまりいないところとか。
通学にはへんな形のヘルメットを着用するところとか。
あとは・・・都会じゃ見かけない虫がいっぱいいるところ。(苦笑)


子供A「この街に劇団オリオンが来るんだってー!」
子供B「えっ、本当!?行きたいよー。」
子供C「俺チケット持ってるー!父ちゃんがチケットもらってくれたんだー。」
子供D「さすが!建設会社の社長の息子!」

・・・学校は劇団オリオンの話で持ちきりだった。
学校で友達がいなかった俺は、話の輪の中に入れずに1人で過ごしていた。
遊びといえば図書館で借りてきた本。特にお気に入りはシェイクスピア全集。全巻読破するのが目標だった。
本を読むことで色んな人生に出会うことができるからだ。
本当は劇団オリオンの公演に俺も行きたかったけど、朝から晩まで働く母親を見たらチケットが欲しいなんて言えなかった。
俺は1人人のいない校庭で大きな声を出して、本の一節を朗読していた。

『芝居とは(最高のものでも)所詮人生の影にすぎない。だが最低のものでも影以下ではないのだ、想像力で補えばな。』(※注3)

『人生が面白いのは物事があべこべに起こることだ。』

気づけば辺りは暗くなっていた。
今日という物語の幕が閉じ、明日という物語の幕が開く。
俺の人生を変えた1日がやってくる。
劇団オリオンがこの街にやってきたのだ!


公演のチケットが無い俺は、劇場のロビーにいた。扉が開く度に音が漏れて聞こえてくる。

『全世界が一つの舞台。人間は全てその役者にすぎない。』

お気に召すままの一節だ。
そうしているうちにクラスメイト達がやって来た。一丁裏の洋服を着せられている。クラスメイト達は一様に期待に心躍らせていた。
俺はクラスメイト達と目を合わせないように、壁に貼られたポスターをじっと見つめていた。
やがてロビーには誰もいなくなった。

そこへ1人の女性が声をかけてきた。
(年配の)女性「ねえ君、入らなくていいの?」
ヒイロ「僕チケットもってないから・・・。」
女性「私ね、急な用事ができちゃったから、良かったら私の代わりに見にいかない?」
ヒイロ「良いんですか?」
俺はポケットに手を入れた。でもポケットに入っていたのは少しの小銭とガムが1つ。
女性「気にしなくていいのよ。私はね、ファンクラブに入っているの。だからいつでも見に行けるのよ。こちらこそチケットが無駄にならなくて良かったわ。」
何もお礼をしないのは申し訳ないので、公演が終わったらお礼をしようと思ったけど、当時は携帯なんか持ってなかったからチラシに自分の名前を書いて女性に手渡した。
ヒイロ「オレ、ヒイロって言います。終わったら」
女性「(ヒイロの言葉を遮るように)早く、始まっちゃう。」
オレは入口へと向かった。振り返ると女性は笑顔で手を振っていた。
ヒイロ「(手を振りながら)行ってきまーす。」

このとき、俺は生まれて初めて演劇を見た。
活き活きと芝居をする役者たち。躍動する生命。中世ヨーロッパの世界がそこに再現されていた。
俺は今、シェークスピアの時代を生きている。
いつか俺もこの舞台に立ちたいと強く思った。
夢が目標に変わった瞬間だった。

公演後あの人を探して廻った。一言お礼を言いたかった。
どうしたらあの人に会える?

女性「私はね、ファンクラブに入っているの。だからいつでも見に行けるのよ。

俺は誓った。絶対に劇団オリオンに入ってみせると。

『備えよ。たとえ今ではなくとも、チャンスは(いつか)必ずやってくる。』(※注4)


(現在)
なんか感傷に浸っちゃったけど、これがこの会場での俺の思い出。
あのあと俺は大学在学中に劇団オリオンに入った。今日はいわば凱旋公演ってわけ。
この劇場が取り壊されると聞いて、団長に頼んで一夜限りの公演を打ってもらったんだ。
劇団オリオン15年ぶりの公演だ。

楽屋に戻ると一通の手紙が届いていた。
あの人からだとすぐにわかった。


ヒイロ様
出演者リストで名前を見つけたときは大変驚きました。
憶えていますか?15年前に出会った日のことを。
あの日あなたはとても孤独でした。でもその目はとても輝いていました。
そこで私は持っていたチケットを差し出しました。
私とあなたが出会ったのはきっと運命だったのだと思います。
今ではあのチラシは私の大切な宝物になりました。だってあなたが書いた第1号のサインなのですから。
公演楽しみにしています。


運命とは最もふさわしい場所へと君の魂を運ぶのだ。

想いは伝わっていた。そしてその想いは新たな夢を作る。
それは運命なんだと思う。


(場内アナウンス)
本日は劇団オリオンの公演にご来場くださいまして、誠にありがとうございます。
劇団オリオンとして15年ぶりの公演となります。
まもなく開演いたします。最後までごゆっくりお楽しみくださいませ。

(開演ブザー)



15年前、あなたはどこで何をしていましたか?

恋をしていた人。
失恋した人。
夢をあきらめた人。
運命的な出会いをした人。
別れを経験した人。

どんな道のりを歩むのが正解なのかはわかりません。
ただ一つ確かなことは、あなたがここにいるということ。

今日を生きるための勇気をと、背中を押してくれたのは昨日のあなたです。
明日を生きるための勇気をと、背中を押してくれるのは今日のあなたです。
月日はその積み重ねでできているのです。

拓かれた世界 無限の可能性を秘めて
雨も嵐でも 愉しむだけ 同じ空 ひとりではないから
止まんないで 夢画く その舞台まで ずっと 行こうぜ Running High


fin.



(※注1)
『』の文章は下野さんの朗読プラススクリーンに文字が載ってました。
この文章はお気に召すままの一節。

(※注2)
シェイクスピアの名言。

(※注3)
夏の夜の夢の一節。

(※注4)
シェイクスピアの名言。


・・・大体こんな感じです。疲れた・・・。
長くなってしまってすみません。長文読んでいただいてありがとうございました。
最初と最後が自信ないです。最後はランハイの歌詞だったと思うのですが、どの部分だったっけ(汗)?
肝心な所がポンコツでかたじけない。
学校の子供たちと、場内アナウンスは他の声優さんの音声が流れていましたが、あとは全て下野さんが演じておられました。

朗読劇の感想は次回書こうかな。それとも東京公演のレポのときに書こうかな。

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by allisfullofhiro | 2017-05-03 23:50 | イベントレポ | Comments(0)
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